事業紹介
SERVICE
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斜面緑化工
斜面樹林化工法
斜面樹林化工法は、播種工を主体として、自然性の高い木本類からなる多様性に富む植物群落(落葉広葉樹、常緑樹の混交林等)を造成することが可能です。この結果、のり面・斜面の自然環境、景観を再生し、安定化を図る緑化工技術です。  木本類による緑化は地上部、地下部ともに立体的であり、複雑な植物群落となるのでのり面緑化機能が高まります。また、多様な植物が混生して樹林化することにより、生物相が質・量とも豊かになるので、自然回復に効果が大きく、周辺環境とも良く調和します。 木本類の根系は、地山表層に広がるとともに深く伸長するので、風化・形成された土層を緊縛し、表層崩壊の抑止力が高まり、崩れにくくなります。
特徴
  1. ・周辺環境と調和する植物群落の造成・・・環境保全や周辺環境の改善から周辺環境と調和。
  2. ・生態系を回復させる植物群落・・・複雑な植物群落を形成し、生態系を早期に回復させる。
  3. ・崩れない植物群落・・・施設利用者の安全性の確保や周辺環境の保全の面から、防災機能が高く崩れない植物群落を造成。
  4. ・美しい植物群落・・・美しい群落には自然美(複雑性、多様性)が要求される場合と、人工(単純性、単一性)が求められるが、本工法はどちらにも対応可能。
  5. ・維持管理の少ない植物群落・・・将来にわたって、維持管理を軽減した植物群落の造成が可能。
施工後の経過
平成12年6月 施工半年後
初期植生の外来草が優勢。
平成13年7月 施工1年半年後
木本類により法枠が覆われ始める。
平成15年6月 施工3年半年後
木本類により法枠は覆われ、周囲の植生と違和感がない。
樹木種も、目視で確認でき始める。